設立趣旨書

1 趣 旨
 現在、わが国では、文部科学省の調査においても年間に30日を越えて欠席した、いわゆる「不登校」の児童数が13万人を超えています。その理由として「病気」「経済的理由」「学校ぎらい」「友人関係」などさまざまなものが考えられますが、それらが要因・誘因となり、重なり合うことで、実際に学校に行けず苦しんでいる子どもとその保護者がいることは事実であり、これはただ学校に登校すればよいというだけの問題ではないと考えます。最近の子どもは、人間関係が希薄で、親・先生・地域の方々などの大人や友人など、「人」と心を開いて対話することが少ないように感じます。また、すぐにあきらめてしまうという耐性の低さ、集団の中で自分がどのようにふるまえばよいのかわからないという社会性の低さも問題視されています。これらの問題解決のためには、子どもの頃からたくさんの人々との交流の中でいろいろなことを体験し、その子ども一人ひとりが友達・家庭・地域において「必要とされる人」になれることが大切ではないでしょうか。問題を地域ぐるみで共有し「地域が子どもを育てる」ことが必要なのです。
 そこで、私どもは、子どもの人間関係の構築という面から、フリースクールの運営を中心に、自然体験・ものつくり・職業体験などさまざまな活動を通して、主に学校に行っていない子どもとその保護者を支援し、また、子どもをとりまく地域の方々がネットワークをつくりよりよい連携を図れるようなまちづくりを目指します。
 法人格の取得は、子どもやその保護者そして地域の方々に、安心して、広く参加していただくために必須であり、また、その多くの方々の参加が、この法人を育て、地域の中でどのような働きが必要であるのかを明確化していくことにもつながると考えます。
 以上述べましたように、私どもは、地域のたくさんの方々が地域の子どもたちと真剣に向き合い、共に学び、共に遊べる場所として、思いやりがあり人のつながりがある社会づくりに寄与することを目的として、ここに「特定非営利活動法人みんなのひろば」を設立いたします。

2 申請に至るまでの経過

 平成15年12月14日午後1時より、第1回発起人会を開き、設立準備会を発足した。法人の名称、設立の趣旨、事業方針、事業内容の案を審議した。
 平成16年3月21日午後1時より、第2回発起人会を開き、設立の趣旨、定款、会費及び財産、平成16年度及び平成17年度の事業計画、収支予算、役員の案を審議した。
 平成16年5月15日午後1時より、第3回発起人会を開き、定款、会費及び財産、平成16年度及び平成17年度の事業計画、収支予算の案を審議した。
 平成16年5月30日午後1時半より、設立総会を開き、発起人より設立の趣旨、定款、会費及び財産、平成16年度及び平成17年度の事業計画、収支予算、役員の案を提案し、審議の上決定した。

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